予防医学の最終目標は美しさの持続です!
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出産を控えたお母様に・・・予防歯科からのお願い
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「しっかりと噛める子供に育てる」,お母様方と予防歯科の共同作業は,卵子と精子が結合した瞬間からはじまっています.およそ胎生5ヶ月前後で,お母さんのおなかの中で,すでに乳歯の最初の石灰化が開始します.また生後約半年,まだ最初の乳歯が生えるか生えないかの時期に,一生涯使わなくてはいけない永久歯の最初の石灰化がすでに始まっています.
受精から,胎生期,出産,授乳期,お食い初めから,自分でイスにきちんと腰掛けて食卓につくことができるまでを順を追って解説してゆこうと思います.ここでは特に,歯科における予防歯科の観点からお話してゆきますので,その他の全身的な成長発育につきましては産科のドクタ−から説明を受けてください.
- 胎生期・・・ちょっとむつかしいことを言うようですが,「個体発生は系統発生を踏襲する」といって,個体発生,つまり赤ちゃんがお母さんのおなかの中で大きくなってゆく過程は,ちょうど地球上に生命が誕生して,単細胞生物から多細胞生物へと,また単純な構造の魚類や両生類あるいは爬虫類がより複雑なほ乳類へと進化してゆく過程にそっくりよく似ていることをいいます.発生生物学の教科書を繙くと,ある時期の胎児がしっぽがある他の類を彷彿とさせる姿をしていることがわかります.英語では成長を growth 発育を developmentと区別して,growth を "increasing in size" つまり大きさの増大.development を "progress toward maturity" 成熟への過程と区別して表現しています.つまり赤ちゃんのからだの中での膨大な細胞分裂を大量生産されてゆく自動車に譬えてみると,growth 成長は同じ形の車をどしどし造ってゆく行程,development 発育はユ−ザの希望に合わせてさまざまな違う色に塗りわけてゆく過程といってもいいでしょう.この時期に必要なことは,いわずとしれて食事により赤ちゃんが大きくなるのに必要な必須栄養素の摂取を怠らない事.同時に,催奇性を持つ喫煙や胎児の正常な発育を妨げる飲酒の習慣を絶つことなどですが,歯科の観点から特に強調しておきたいのはミネラルの摂取です.充分なミネラルの摂取により,催奇性の減少や,あかちゃんの心の安定にも役立ち,夜泣きの防止にもつながります.二人目以降のご出産の方はすでにご存知のことと思いますが,今日こそは完璧なママだったと思う日に限って,あの原因のない夜泣きに悩まされるものです.ミネラルの摂取に就きましては,当院矯正歯科のペ−ジに詳しく紹介してありますので,それを参考にしてください(矯正治療中のミネラルの補給).胎教につきましては,モ−ツァルトがいいといわれますが,なかなかいい演奏に巡り合えないのが現状です.おすすめのCDをリストアップしてみました.ご参考までに・・・.
- 授乳期・・・とてもいそがしいアメリカのおかあさんは,普通のゴム乳首のあなをさらに大きく開けて,授乳時間の短縮をはかっていたそうです.それがベビ−のアゴの筋肉の正常な発育を妨げ,不正咬合が多くなる原因になったともいわれております.アゴの正常な発育のためヌークのゴム乳頭をお勧めします.
- 幼児期・・・足が地につかずぶらぶらさせたまま食事する子に,噛めない子・アトピ−体質の子が多いといわれます.予防歯科の先輩倉治ななえ先生が勧めるトリップ・トラップチェア(STOKKE:ストッケ)を私もお勧めします.
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